辻 邦 の棚 | |||||||||||||||
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1 十二番目の天使 オグ・マンディーノ 作 坂本貢一 訳
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2 おばあちゃんが 汽車だったはなし 作 神沢利子
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3 トロッコ 芥川 龍之介 作 良一が、八歳の時の事でした。家の近くに新しく鉄道が引かれることになって、良一は工事の現 |
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4 ジーキル博士とハイド氏 スティーヴンスン・作 弁護士アスタンは、依頼人のジーキル博士から預かった遺言書の内容が気になって仕方がなかった。ジーキル博士の死後、もくは博士が行方不明になった時にはジーキル博士の財産総てをハイド氏に譲るというものだったからだ。 アスタンの知る限りでは、ハイド氏ほど評判の悪い人はいなかった。良くないところに出入りしているという悪評だけではなく、ある時は人を踏みつけて大けがを負わせたというものだった。ぶつかって倒れた少女を助け起こすではなく、その体を踏みつけたという光景は、目撃した者の心を凍らせた。謝りもせず、その償いとして高額の小切手を差し出して恥じるところがなかったという。しかもその小切手の支払人はジーキル博士。 「ジーキル博士はハイドにたかられている」 その原因はアスタンの知るところではないが、これは、依頼人の由々しき問題だと、アスタンは調べることにした。と、ある晩。ハイドによる、紳士の虐殺事件が起こった。出会いがしらの紳士を持っていたステッキで滅多打ちにして殺したというものだった。ジーキル博士に確認しようにも博士が見つからない。博士の身に何が起こったのか?ジーキル博士はみつからないまま、博士の実験室でハイドの死体が発見された。そして、その真相を打ち明けた手紙を、アスタンは受け取った。その内容は…。 他人にも自分にも厳しかったジーキル博士は、その実、悪徳への欲求が強く、快楽を求める気質だったと書いてあった。自分の中に内在するその二つの気質を満足させるために、ジーキル博士は、別人になる薬を探し、作り出した。その結果、品行方正な医師ジーキルと見るもおぞましいハイドの二人の間を行きするようになったと。しかし、度重なる薬の使用で、変身が上手くいかなくなり、再度調合した薬の原料の所為もあって、ジーキル博士は、ハイドに飲み込まれてしまったという内容だった。 |
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5 若草物語 ルイザ・メイ・オ―ルコット・作 この物語の舞台となるマーチ家は、ボストン近郊に住む、中流家庭です。マーチ氏は、以前は、かなり裕福な暮らしをしていましたが、友人の不運を救おうとして破産。現在はつましく暮らす状況になりました。時は南北戦争勃発の頃。軍人として働くほどは若くなかったマーチ氏は、従軍牧師として前線に就いていきました。残されたマーチ夫人は、軍人援護会で、戦地に送る衣類の縫製をしたり、従軍した兵士の留守家族の世話をする仕事をしていました。家の事は、ばあやのハンナの仕事。ハンナは、寒い朝には温かいパンを焼いたり、来客のためにパイを焼いたり尽くしました。マーチ家には、四人の姉妹が居ました。メグと呼ばれるマーガレット、16歳。ジョーと呼ばれるジョゼフィーン、15歳。ベスと呼ばれるエリザベス13歳。そして末っ子のエイミーです。 マーチ家の隣家は、輸入業の裕福なローレンス家。気難し屋のローレンス氏は、姉妹たち、とくに三女のべスがお気に入り。陰ながら援助の手を差し伸べます。ピアノ好きのべスには、早くに死んでしまった孫娘の形見のピアノを贈ったほどです。ローレンス家の跡取り、孫のローリーもマーチ家が大好きでした。とりわけジョーとは気が合いました。 マーチ家の長女、メグは、色白でふくよかで、きれいな手をした、器量よし。お針仕事が得意で、きれいなものが大好きでした。気持ちを抑えてはいましたが、贅沢への憧れを引きずっていました。上流家庭のモファット家に2週間招待された時の喜びはそれはそれは大きくて!ぜいたくな食事をしたり、立派な馬車を乗り回したり、毎日とっておきの衣装を着たり、お愉しみ三昧の生活の中にいるのを快く思いました。そして、貧しい自分を恥じるようになっていました。しかし、本当の価値観を見出し、自分の馬鹿さに気付き、「お金こそ人生の一番の目的だなんて思ってほしくない。しあわせで、愛されているなら、貧乏人の奥さんでもいい。心の誇りと平和な家庭が一番」というマーチ夫人の言葉に深くうなずきました。そして、地位も財産も無いけれど、メグを深く愛してくれる心優しいローリーの家庭教師ジョン・ブルックと結ばれました。 次女のジョーはとてものっぽで、手足が長く、色黒で仔馬の様でした。言葉遣いも乱暴で、まるで男の様でした。実際、ジョーは自分が男の子に生まれなかった事を悔しく思っていました。本を読むのが大好きで、あれこれ思いついた事をやってみるのも大好きでした。時には迷惑なことで! メグとジョーは、お父様が破産するという窮地に立った時、「私にも働かせて下さい」と自立を申し出て、メグは家庭教師を、ジョーは大伯母さんの話相手の仕事を始めました。三女のべスは、並外れた恥ずかしがりやで、幼いころから学校へ行くことはせずに家で勉強する道を選びました。ピアノが大好きで、ハンナの手伝いも良くしました。エイミーは、末っ子らしい愛らしいところがある反面、少しうぬぼれ屋さんだとお姉さんたちには思われていました。絵を描くことが大好きで、自分の花壇には個性的な東屋を作っていました。熱心なクリスチャンである両親の教えに従って、心正しく、つましく、平和に暮らす姉妹。 でも、娘盛りの四人には、次から次と試練がおとずれます。贅沢は良くないこととわかってはいるけれども…、きれいなレースもリボンも欲しい。みんなは絹のドレスを着ているのに…アイロンの焼け焦げのついたドレスでダンスパーティーに行った時の慌てぶり。つい見得に負けて、友達のドレスを借りてパーティーに出て、深く心が傷ついた事。様々な出来事を通じて、4人は成長していきます。 クリスマスの朝、クリスマスの特別なご馳走を「貧しいご近所さん」に届けた話もありました。薪が買えなくて、火の気のない家で、一つのベッドに6人の子どもがお腹を空かせて寝ていたのを見て、四人は手を貸します。ご近所さんは、お母様とハンナの働きもあって、過ごしやすい部屋を取り戻す。でも、マーチ家はクリスマスのご馳走とはさようなら。新たに用意する経済的な余裕は、マーチ家にはありません。「今年は、クリスマスのご馳走は我慢」と思ったら…!素晴らしいクリスマスディナーが届きました。おとなりのローレンス家からのプレゼントでした。姉妹の様子をハンナがローレンス家のメイドに話して、その話を御当主のローレンス氏が小耳にはさんで・・・。 これ以来、マーチ家とローレンス家は近しく行き来するようになりました。 マーチ家にとって最大の試練は、マーチ氏が戦地で負傷したという知らせでした。急いで、ワシントンの病院へ駆けつけなければなりません。こんな時、経済的に頼れるのは、大伯母さんしかありません。沢山の嫌味と引き換えに少しのお金を借りたジョーは、その道すがら、大胆な行動に出ました。見事な自分の髪を売って、お金にしたのです。この時代、ショートカットの女の人はいません。「お父様に、この家を守ると約束したから」とジョーは毅然と言いました。が、その晩、ベッドで忍び泣きをしたジョー。 マーチ夫人の留守は続きました。それほど、マーチ氏の容態は悪かったのです。 その間に、留守宅にも困難が! 優しい気持ちのべスが、マーチ夫人の代わりに、気の毒なフンメルさんの家に子どもの世話に行っていたのです。フンメルさんの家の子どもたちは、伝染病のしょう紅熱に掛かっていたのでした。赤ちゃんは、ベスの腕の中で死んだ…・当然、べスも発病して、生死の先をさまよいます。急いでワシントンから帰宅したマーチ夫人が見たものは…、衰弱しきった娘でした。幸い、ベスは一命をとりとめましたが、病弱な身になりました。 エイミーは、学校に行っていましたが、些細なことで体罰を受ける羽目になり、マーチ夫人は毅然とエミリーを退学させました。「学校にお任せできません。この子は、私が教育致します」と。 マーチ家の姉妹とローリーは、家庭新聞を出したり、庭にポストを設けて私設郵便屋を開いたり、思い思いの趣向で、夫々の花壇に花を咲かせたりと、心豊かな平和な日々を過ごしました。 マーチ氏も無事回復して帰宅。そんな折、メグにロマンスが持ち上がり、姉妹たちは、成長のステップをもう一段上がります |
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6 黒猫 作・エドガー・アラン・ポー 主人公の男は、幼いころは優しい気持ちの持ち主で、生き物、動物が大好きでした。 若くして結婚した相手も、同じく男と同じ気持ちの持ち主だったので、小鳥、キンギョ、犬、ウサギ、子ザル、それから猫などを飼って暮らしました。中でも、真っ黒な猫を可愛がりました。猫もとてもなついていました。 ところが、男は酒を覚えると、酒におぼれて、すっかり人格が変わり、小動物に乱暴に当たるようになりました。そして、ついに黒猫の片目をえぐり出すことまでしたのです。 お酒を飲んでいないときは、自分のしたことを反省して心を痛めるのですが、その心の痛みを忘れたくて酒を飲むというさまで、ある時猫を庭の木の枝に縄でつるして、殺しました。その晩、男の家は火事になり壁ひとつを残して焼けてしまったのです。焼け残ったその壁には…。 吊るされて殺された、猫の影がくっきりと浮かび上がっていました 貧しくなった男は、小さな家に移り住みました。男は、黒い猫の事が忘れられず、いつしか黒い猫の面影を求めていました。そしてついに男は、場末の酒場であの猫にそっくりの黒い猫を見つけ家に連れ帰りました。わざわざ探し求めたにもかかわらず、男は黒猫に乱暴に当たらずにはいられませんでした。連れ帰って初めて気が付いたのですが、今度の猫も片目だったからです。男の心はかき乱されて、猫に手を上げました。上げたその手には斧!男が振り下ろした斧は、猫ではなく、止めに入った妻の頭に当たり! 男は妻を惨殺してしまったのです。 その死体の処理に困った男は、地下室のレンガの壁に、妻を塗り込めました。男の心は、なぜか少しも傷みませんでした。 その時から、ぴたりと黒猫は姿を見せなくなりました。 男の妻が行方不明になったことで警察が動き、男の家にも捜索に来ましたが見つかりません。三度目の捜索で、地下室に降りた警官たちは、猫の鳴き声を耳にしました。不思議なことに声は、レンガ壁の中から聞こえてきたのです。 警官たちが壁を壊してみると… 妻の死体とその頭上に乗ってにゃーにゃ―と声をあげている黒い猫がいて…。 猫は、いつ、どこから壁に入り込んでしまったのか…。 なんとも,怪奇な話です。 |
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7 あしながおじさん 作・ウェブスター アボットは孤児で、孤児院で育った。外の世界を知らずに育った少女で、想像力が豊かなで大きな憧れを持っていた。学力にも優れていたので、孤児院の評議員の好意で大学へ進学できることになった。援助の条件は、月に一度支援者であるジョン・スミス氏に手紙を書くこと。大学へ行けるということは、アボットにとって未来への扉が大きく開かれたた事を意味した。 孤児院を出たアボットは、初めて自分の持ち物を持ち、初めて自分のお金を使い、初めて汽車に乗った。 アボットは、約束通り、学校での生活をスミス氏に報告する手紙を書き続けた。 普通の生活さえ知らなかったアボットにとって、上流階級の令嬢方々との生活は珍しくもあり、場違いでもあった アボットは、自分の無知を恥じ、夢中で読書をしてその穴を埋める努力をした。 贅沢な様にあこがれを持つ時期もあったが、アボットは聡明に大切なのは心であると、勉学にいそしんだ。 二年目からは、スミス氏の反対を押し切って奨学金を受けて、分相応な生活をすることを選んだ。自分が孤児院育ちであることに負い目を感じ、周囲には秘密にしていたが、学ぶうちに、様々な経験を積むうちに、素直に境遇を受け入れ、その経験にも感謝するようになっていった。本当に価値あるものを見分ける力が付いたのだ。 そんな成長の中で出会った「ジャーヴィー坊ちゃん」にアボットは恋をした。 けれども、上流階級の彼にとって自分の生い立ちは余りにも相応しくないと身を引いたが・・・ ジョン・スミス氏が「ジャーヴィー坊ちゃん」と同一人物であると判明して!! |
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8 ニルスのふしぎな旅 ラーゲルルーブ・作 スウェーデン南部の田舎に住むニルスは、わんぱくで、時にはいたずらが過ぎて動物をいじめてしまう少年でした。ニルスの乱暴には両親もほとほと手を焼いて困り果てていました。ニルスも、自分はお父さんからもお母さんからも愛されていないといじけていました。それでも、乱暴はやみません。 ある日曜日の朝、教会にも行かないで、留守番を決め込んでいたニルスは、妖精のトムテを捕まえて悪戯を仕掛けました。とこらが反対にトルテに魔法をかけられて小人にされてしまいました。小人にされたニルスは、動物たちの言葉がわかるようになりましたが、普段ニルスにいじめられていた家畜たちがニルスに仕返しをはじめて、ニルスは大変! その頃、庭では、ニルスの家で飼われているガチョウのモルテンが、ガンの群れに「飛べない鳥!」とからかわれ、悔しくて力いっぱい飛び立ちました。それを見たニルスは、無我夢中でモルテンに飛び乗りしがみつきました。モルテンは、お母さんが大事にしている太ったガチョウだからです。逃がすわけにはいかないと思ったんです。 これがきっかけで、ニルスとモルテンは、女隊長アッカの率いるガンの群れと一緒にラップランドを目指して長い長い冒険の旅に出かけることになりました。でも、人間のニルスには困難と試練の連続。ニルスが沼地の葦の茂みの間で寝ることができるでしょうか?何を食べたらいいの?ニルスはモルテンの翼の間で休ませてもらいました。生の魚も生まれて初めて口にしました。草の実、木の実、パンのくず何でも食べました。鳥たちの助けがなければ生きてゆけない。ニルスには感謝の心が芽生え、自分も皆の助けになろうと頑張りました。ニルスは人間の言葉が理解できるので大いに役立ったのです。 その後、トルテに「魔法を解いてやろうか」といわれた時も、仲間たちとのラップランドへの旅を選んだほどニルスは冒険の旅に心惹かれていました。しかし、冒険に危険はつきもの、死にそうな目に遭ったのも一度二度ではありません。その度、ニルスは仲間に助けられ、ニルスも仲間のガンの命を救ったり小さな動物を守ってあげたりしているうちに、小鳥や動物に好かれ信頼される少年へと成長してゆきます。そして、帰宅の時が来ました。帰り着いた我が家に待っていたのは…? お父さん、お母さんは?それは、読んでのお愉しみ。 読者である私は、ニルスと一緒に空の旅と地上の旅を満喫しました。スウェーデン各地の様子。穀倉地帯あり、工業地帯あり、海辺の町あり。様々な人の暮らしとそこにまつわる昔話を楽しみました。昔は、巨人やトロルや妖精が住んでいた国です。興味深い話が沢山です。 この本は、小さな物語がいくつも鎖の様に繋がった物語です。様々な物語それぞれが面白かったのですが、ひと際心に残ったのは「マガモのヤッロ」の話でした。かいつまんで紹介します。 |
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9 ママの銀行預金 キャスリン・フォーブス・作 私は、こどもだったころ、ガストロ街の小さなアパートに、両親と兄と3人の妹の7人で住んでいました。アパートには、ママの姉妹の4人のおばさんとママのおじさんも遊びに来ていました。懐かしい街…懐かしい家!懐かしいみんな!でも一番懐かしく思い出すのはママの事。 毎週土曜日になると、みんなは台所に集まって、ママを囲んで、パパが持ってきた封筒の中身を数えました。パパはお給金を一週間分ずつもらいました。支払いも一週間分でした。ママは、銀貨を数え、山を作りました・「これが家賃。これが食料品屋さんへ。これが靴の修理代」私と兄さんが言いました。「来週、もう一冊ノートがいるの…」ママは、銅貨を少しわきによけました。私たちは、息をひそめて、銅貨の行方を見つめました。「それで全部かい?」パパの声にうなずき、ママは、「すてき、これで銀行へ行かなくてすむわね」と、にっこり笑いました。 ママの銀行預金!これがあるから、つつましい暮らしも安心だとみんなは思っていました。うちには、「小さな銀行」もありました。きれいな色の箱にお金を貯めて入れてありました。病院代だとか薬代だとか、急に必要になったお金をそこから出します。兄さんが、上の学校に行きたいと思ったとき、小さな銀行では足りませんでした。でも、パパがたばこを辞めることにして、兄さんがアルバイトを探して、私もベビーシッターをすることにして、「ママの銀行預金」には手を付けずに済ませました。 パパの会社でストライキが起きて、収入がなくなった時も、パパもママもアルバイトを探して、節約を工夫して、「大きな銀行、ママの銀行預金」には手を付けませんでした。力を合わせて困難を乗り切る、これはまるでゲームのようでした。 私は大人になって、このママの思い出を描いた原稿が売れたとき、もらった原稿料をママにあげました。「ママの銀行預金にいれてちょうだい」といって。その時、ママがいいました。「銀行預金なんて無いのよ。私 |
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10 点子ちゃんとアントン エーリヒ・ケストナー作 点子ちゃんの本当の名前は、ルイーズ。でも、皆はあだ名の「点子ちゃん」としか呼びません。点子ちゃんって変なあだ名でしょ、生まれてすぐにはとても小さな赤ちゃんで、なかなか大きくならなかったから「点子ちゃん」ですって。いまは、普通の大きさの?女の子です。 |
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