ユネスコ・ユースセミナー2007

新しい平和を求めて!

主催:社団法人日本ユネスコ協会連盟

日程:2008年2月9日(土)〜11日(祝・月)

会場:国立オリンピック記念青少年総合センター

 今回は、民間ユネスコ運動の活動方針として取り上げられた「平和の文化」実践活動、「世界寺子屋運動」、「世界遺産・地域遺産活動」、そして「持続可能な開発のための教育」をテーマとして、それらの課題について学び、解決策を考える糸口をつかむことを、参加型・体験型で行いました。

 例年と違い、スタディーツアー事前研修と、推進委員研修生の国内研修も分科会等の形で設けられ、初めてユースセミナーに参加する人の多い、フレッシュなセミナーとなりました。

 1日目は、野口理事長のお話から始まり、イントロレクチャーで、冒険遊び場の丹羽さんを向かえて「地球、地域の課題を自分たちのものとして考える」といった内容を、アイスブレークを交えつつ考える時間がありました。

 2日目は、分科会ごとに学び・体験し、それらの課題を解きほぐし、解決策を考える糸口をつかむ。また、セミナー後にどのように課題に関わっていくかを考える時間となりました。

 3日目は、それぞれの分科会で話し合ったことを皆でシェアする全体会がありました。

 どの分科会発表でも、杉並ユネスコのメンバーが活躍していて、これからますますの活躍が期待できると確信しました。                                          文:竹内

分科会1のメンバー、分科会1発表準備、全体会前のなんきん玉簾披露

分科会参加記録

分科会1:平和の文化〜イスラムって知ってる?〜

小林穂菜美:初参加

 私は今回初めて杉並ユネスコ以外の方々とも会うということで、不安で1週間ぐらい前からずっと緊張してました。ですが、最終日を終えそれは時間の無駄とまで思えました。

 1日目のアイスブレーキングのじゃんけんではたくさんの人に話しかけることができ、友達もできました。また他のプログラムでは今まで私が知っていなかったユネスコについて色々と学ぶことができました。

 最初に仲良くなった高校生の皆はカンボジアに行く人たちが多く、分科会ではまた他のメンバーと仲良くなれることができました。

 私は分科会でイスラム文化について学びました。中学生クラブの時にアラブ・イスラム学院へ連れて行ってもらい、少しは知っているつもりでした。ですが、ワヒーブ先生に教えてもらったことはほとんど知らないことでした。午後にはモスクにも行き、私が今まで持っていたイメージが大きく変わりました。また、イスラム 教はこんなに素敵な文化だったのかと思いました。

 今回参加して良かったと思える1番のことは、やはりたくさんの方々と出会えたことです。全国のユネスコの方と仲良くなれ私の友達の輪も広がったとともに、今まで杉並ユネスコしか知らなかった私のユネスコの視野も大きく広がりました。そしてたくさんの刺激を受けた3日間となりました。

 3日間で私が肌で感じ、学んだことをこれからのユネスコ活動に繋げられるよう頑張っていきたいと思います。

横田さくら:初参加

 最近ではテロリズムの中でイスラム教が取りざたされる中、私自身イスラム教のイメージはタリバンなど過激なものであったり、基本的なイスラム教の知識しかなく、漠然としていました。しかし講師のワヒーブ先生のお話やモスクの見学を通して見えてきた素顔のイスラム教は私たちが初めに持っていたイメージと異なる部分が多々ありました。このことから私たちが得る情報が常に正しいものばかりではないこと、無知と偏見を持っていたことについて改めて気づき、ユネスコ懸賞の意義について再認識することができました。

3日間のセミナーを通して全国から集まったたくさんのユネスキャンたちと新たに出会い、共に問題意識を持って話し合いができたこと、分科会を通して学んだことは私にとって大きな収穫となりました。今回のセミナーで得たものを今後の活動に生かして生きたいと思います。

分科会2:ESD(持続可能な発展のための教育)

太田雄介:初参加

 ユースセミナーに参加してたくさんの事を学び、たくさんの仲間ができました。ユネスコをやっていく上で同じ世界平和を志す『仲間』がいる事は自分の糧になり支えになるでしょう。

 初めての全国行事への参加だったので最初は正直理解できるのか不安でした。しかしセミナーの内容は自分でさえ理解できる素晴らしい物でした。

 分科会では『ESD』について学びました。地球の環境がどんな状況かを学び、自分達がどうすべきか考えさせられる内容でした。時代はどんどんハイテクになっていく一方、環境は酷い状況になっているようにおもいます。実際、人と環境の共存は無理だと思っています。私みたいに身体に不自由がない人であれば充分過ぎるほど生活面では豊かです。

 しかし、身体に不自由を抱えている人は今の生活面で満足出来るのでしょうか?ちょっとした段差のある道、エレベーターのない駅だって有ります。それら全てを直すのにだってエネルギーを使い、限りある資源を消費している事は確かです。

 今でもわからない事だらけですが、何もしないよりかは増しという事は確かです。

 リサイクル、省エネ、etc…。

 こういう問題は自分の中だけで解決するのではなく、みんなで話し合い解決していきたいです。そして、1人でも多くの人に伝えていき今後のユネスコ活動に繋がるようにしたいです。

 

分科会3:世界・地域遺産

手塚久美子:初参加

 分科会でやったことを基礎としてフィリピンに行ってから、いろいろと考えることができたらいいな、と思っています。

 また、いろいろな人に会って、いろいろと勉強になりました。たのしかったです♪

分科会4:世界寺子屋運動

松村拓人:二回目

 今回のユースセミナーは昨年に続き二回目の参加という事もあり、自分自身比較的リラックスしてのぞむことが出来ました。

 僕が参加したのは第4分科会〜寺子屋ってなあに?〜です。なお、この分科会は僕が参加するカンボジアスタディツアーの事前研修も兼ねていました。

 分科会では初め、ツアー参加メンバーの初めての顔合わせが行われました。

 その後、各々のカンボジアのイメージを発表しあいました。初対面からまだ少ししか経っていないのにもかかわらず、この時点ですでに活発な意見交換がなされていたのが印象的でした。

 発表と平行してカンボジア出身の女性からもお話を伺いました。実際に現地出身の方からお話を聞いたのは初めてだったので非常に参考になったと同時に大きなショックを受けました。

 次に世界の非識字の現状、寺子屋プロジェクトについて学びました。これについては事前に少し勉強していたのですが、実際に日ユの方のお話を伺って自分がまだまだ勉強不足だと思い知らされました。非識字の怖さに関しても自分1人だけでは捉えきれていないところがあったのですが、メンバーと意見交換するうちにもっと具体的な問題意識を持つことが出来ました。

 最終的にこれらの学んだ内容を寸劇にまとめて発表しました。

 セミナーを通して、印象に残っているのはやはりツアー参加メンバー同士の仲の良さです。分科会の雰囲気も終始和やかで、ツアーメンバーの「仲間意識」みたいなものが既に出来上がっていたように思います。

 今回このセミナーに参加して、自分の持っていた寺子屋、カンボジアに対するイメージが先入観に過ぎないと言うことが分かりました。

 僕にはまだスタディツアーという大きな山が控えていますが、今回のこのセミナーで学んだ事を活かして実際に現地で見て聞いて感じて学んで、実りあるスタディツアーにしたいと思います。

分科会5:プロジェクト・サイクル・マネジメント(PCM)(計画・立案)

「PCMの理論と実践(ワークショップ)」

岩野智:初参加

 感想:普段の活動を見直すきっかけになった。関口サンの説明が簡潔で分かりやすかった。一方的なレクチャーだけでなくワークショップをおこなうことで、内容をよく理解することができた。これからどうやってPCMを自分たちの活動に活かせてゆくかが課題。  得られたこと:活動の目的と手段をどうやって明確にするかを学ぶことができた。組織の運営という視点から自分の現在の活動を捉え直すことができるようになった。         

「ユネスコ運動のやりがいと夢」

竹内梓:四回目

 私は18の時にユースセミナーで全国デビューをした。協会の先輩の活躍する姿と、各地の青年の熱意に影響され、それからプライベートはユネスコ漬けである。

 分科会5は推進委員研修生と有志のメンバーで、架空の話を元に問題解決策を皆で話し合い、考える会であった。

 意見の募り方、解き方、プロジェクトの提案などを学び、事務局関口さんの講習を受けつつ、「これは杉並での運動推進に真っ先に活用したい!」と思った私である。

 分科会での学びも大きかったが、初参加の年下のメンバーがそれぞれ真剣に学び、発表の場で活躍する姿は本当に嬉しかった。

 私がユネスコ運動を続けているのは、多くのやりがいと夢と目標があるからだ。

 そのやりがいの中の一つには、このように仲間が増え、それぞれが得意分野で運動を続けている、ということも含まれているのだと改めて思った。

 私がしわくちゃになるまで杉ユが世代交代を繰り返し、活発に運動をしている、それが私の中で世界平和と並ぶ夢であり、目標である。

 高橋重雄:六回目

 いつもお世話になっております。高橋です。

 このたび、杉並ユネスコ協会の一員として日ユ協連主催カンボジアスタディツアーに高校生の引率役という身に余る役職で参加させていただくことになりました。杉並ユネスコ協会の名を汚さぬよう、「大人の」行動をしてまいりたいと思います。

 ユースセミナーでは引率者としての立場からスタツアをはじめとする活動をみることが多かったです。

 そうです、あのかわいかった高橋くんももう今年25歳ですのでそんな年です。

高校生の参加者に学びへの刺激を与えつつ、健康管理をする。

反面教師にならぬよう、力を尽くしたいと思います。        

 

板倉徳枝:(杉並ユネスコ協会・副会長)初参加

 大雪の中でたどり着いたオリセンでの初めてのユースセミナー、私の日々のユネスコ活動は青年達と本能と直感でほぼなされているため第5分科会は少々私の脳に難しかった。ただアフターセミナーでそれぞれの協会が抱えている問題を聞けたのは興味深かった。

これからの青年達の大いなる活躍に期待したい。